併合8級の認定(58歳・男性)
交通事故から相談に至るまでの経緯および問題点
交差点で出会い頭の事故で長期入院し腸を1メートル切除してしまった。しかも、足に金具が入ったままで、腹部に醜状がありました。
過失が40%あり、保険会社から「普通に仕事をしているのなら、後遺障害はない」と言われた。どうすればいいのか分からず、相談に来られました。
これは後遺障害に該当すると判断し、受任しました。
問題点は、本人が確定申告等をしていないため、公的な収入ができないこと。人に聞かれれば「大丈夫、大丈夫」と答えているため、保険会社も後遺障害はないと判断していました。
対処方法
担当医に記載していただいた後遺障害認定書を、再度修正していただきました。収入証明について、関係した会社に支払い証明書を集めました。
後遺障害申請の結果
「胸腹部臓器に障害を残し、服する労務が相当程度制限される」9級と、「局部に頑固な神経症を残すもの」12級、以上で、併合8級が認定されました。
示談金額
(既払い金を除く)
1207万7435円 + 搭乗者保険から340万
行政書士から一言
当事務所に依頼していなかったら、後遺障害も認められず、通常の仕事・生活もままならないようであったが、後遺障害が認められ、今後の生活費等でまとまった金額が得ることができてよかった。
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